施設でも在宅でも“自分らしく楽しく”生きていくことを支援するダイバージョナルセラピー(DT)を実践することで、職員さんの志向も思わず楽しい方へ。でもそこにはちょっと工夫とアイデアが必要です。オーストラリアやニュージーランドの医療・介護の分野で発展してきたダイバージョナルセラピーをベースに、日本の生活文化に根差した“日本のダイバージョナルセラピー”をご提案します。
海外と日本の多彩な取材写真と実際のダイバージョナルセラピーグッズを使ったプログラム演習などで、職員さんと一緒に作り上げていくダイバージョナルセラピー研修、定期的な訪問による実践型コンサルテーションなど、人生を楽しみ、介護を楽しむメソッドをお伝えします。
オーストラリアやニュージーランドでダイバージョナルセラピーが発展してきたのは、「介護」と「レジャー&ライフスタイル(レクリエーションやその人らしい生活のありよう)」をそれぞれの専門職として区別する方が、介護職が何もかも担うよりも費用対効果が向上すると経営者たちが判断したことが大きな要因だったと言われています。
日本では完全に別職として分けることは未だ現実的ではないかもしれませんが、ダイバージョナルセラピーを導入することにより、介護にメリハリをつけ、ダイバージョナルセラピーワーカー(DTW)を養成することによりレジャー&ライフスタイルのスキルをもった優秀なスタッフによる効率的なケアを施設に根着かせることができます。
それは入居者の満足度を増進して最期まで意味のある生活を楽しんでいただけるばかりでなく、介護者としてのやり甲斐や誇りにつながるものでもあります。ぜひ、法人・施設へのダイバージョナルセラピーの導入をご検討いただければ幸いです。
ダイバージョナルセラピー(DT)についての研修や助言だけでなく、アセスメントからプログラムの実施やふりかえり評価などを実際に職員の皆様と現場で実践させていただくものです。また、ダイバージョナルセラピー導入によって多様な知識やスキルを活用することができます。
ウェル・プラネットでは幅広いネットワークから、多様なスキルや資格をもったユニークな講師をアレンジいたします。また、ダイバージョナルセラピーワーカーの資格をもち、介護施設の管理者経験のある行政書士による運営面へのコンサルテーションも実施しております。介護施設の運営には、深刻な人手不足が叫ばれる中、いかに介護職員の負担を減らし、楽しく働いてもらえるかを皆さんと共に考え提案させていただきます。
定期的な訪問によるコンサルテーションだけでなく、まずは職員研修だけでも!というご要望にもお応えします。
芹澤隆子(日本ダイバージョナルセラピー協会理事長・オーストラリアダイバージョナルセラピー協会正会員)ほか、
吉川昇平(行政書士・社会福祉士・ダイバージョナルセラピーW認定)
池田雅一(精神対話士・俳句講師・ダイバージョナルセラピー講座STEP1修了)
藤井知敏(茶道講師)
その他、多様な音楽・アートアクティビティやエクササイズのご紹介
ダイバージョナルセラピーは、そもそも一人ひとりのニーズや要望、思いや志向に合わせて実践するものですので、プログラムは無限にあると言ってもいいでしょう。新たなプログラムを開発することもダイバージョナルセラピーの醍醐味の一つです。とはいえ、これまでの日本や海外での経験から幾つかの代表的なプログラムがあります。それは社会性を尊重するグループレクリエーションであったり、個人の独自性に働きかけるものであったり、その融合の場合もあります。
例えば…
など、多様な実践を職員さんとともに実践してまいります。